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2023/09/08

革製品のメンテナンス方法について

こんにちは!革研究所名古屋西店です!

 

今回はいつもの施行事例ではなく、革の種類別メンテナンス方法についてまとめましたので是非お付き合いください!

 

大切なブランド品を長持ちさせるためにメンテナンスをどうやったらいいか迷ったことはありませんか?

ブランド品のキーケース・お財布・鞄には革が使われている場合が多いですよね。革には沢山の種類がありそれぞれメンテナンスの方法も違います。

 

この記事では革の種類別によるメンテナンス方法の違いについて解説していきます。

 

 

1.ヌメ革

ヌメ革とは、植物タンニンで鞣した革で、表面にほとんど加工がされていません。傷や汚れに弱いですが、革特有の経年変化が楽しめるという特徴があります。LOUIS VUITTONの鞄の持ち手によく使用されていますね。

ヌメ革は使い始める前に日光浴をさせましょうとよくいわれますが、少し注意が必要です。

日光浴をさせる効果としては、

・汚れを目立たなくできる

・ムラなく日焼けさせられる

などが挙げられますが、同時に日光浴をするリスクとして、

・日差しが強すぎると革が劣化したり、熱で変形・変質する

・太陽の傾きで焼けムラができることがある

が挙げられます。

 

日々のメンテナンスについては、汚れを馬毛ブラシ等でブラッシング、月に1回ほどの頻度でオイルやクリーム等で油分補給し保湿をしましょう。人間の皮と同じく油分が足りなくなると表面がカサカサになり劣化を早めてしまいます。

基本的に水濡れはNGで、濡れるとシミになる恐れがあります。適切に防水スプレーを使用するようにしましょう。防水スプレーは水対策だけにとどまらず、防汚効果もあるのでおすすめです。

保管方法に関しては高温多湿・直射日光を避け、風通しの良い場所で保管しましょう。

 

 

2.フルグレインレザー(Full-Grain Leather)

そもそも"グレインレザー"とは、革を揉んだり薬品を使用して"シボ"ともよばれる革表面に凸凹があるレザーの総称となります。

フルグレインレザーとは人の手が加えられていない、天然のグレインレザーのことであり、一頭の馬から限られた部分しかとれない"コードバン"と同じように最高級のレザーと言われています。

フルグレインレザーは高級イタリアンレザーに使用されることが多く、ハイブランド製品に使用されている場合イタリア産のことが多いです。

フルグレインレザーのメンテナンスについては、馬毛ブラシと革用のコンディショナーを使用し定期的にクリーニング、保湿し、保湿後は風通しのいい場所でよく乾燥させ、直射日光を避けて保管しましょう。革自体が通気性がよく柔軟性もあるので、適切なメンテナンスを実施することで柔らかさと光沢を保つことができます。

 

 

3.トップグレインレザー(Top-Grain Leather)

上記のグレインレザーの人の手により加工されたものの中で品質が高いものをトップグレインレザーといいます。

天然のフルグレインレザーよりも表面が滑らかで均一なため、クリーニングがしやすいです。汚れた場合は汚れの種類にもよりますが、除去可能なものは柔らかい布で優しく拭き取り、クリーニング→保湿をすることで良い状態を保つことができます。保管方法は上記と同様に高温多湿・直射日光を避けて保管しましょう。

 

 

4.スウェード(Suede)

主流は豚ですが、牛・羊などの皮の裏面をサンドペーパー等で起毛した革で、毛足が細くソフトなものほど上質です。

スウェードは表面が起毛しているため、汚れが目立ちやすい上に水に非常に敏感です。スウェードの製品は使用前に防水スプレーをかけることをおすすめします。ここで注意が必要なんですが、防水スプレーは種類を間違えるとせっかく手触りのいいスウェード生地がガチガチに固まってしまうことがありますので防水スプレーは必ずスウェード用のものを使用しましょう。

汚れ落としにはブラシ、柔らかい布、スウェード用消しゴムが効果的です。

 

 

5.ヌバック(Nubuck)

ヌバックはスウェードと似ていますが、大きな違いはスウェードは革の裏面を起毛させているのに対し、ヌバックは革の表面(銀面)を起毛させたものになります。

スウェードよりも非常にきめ細かく起毛させることができ、よりソフトな手触りとなります。また革の表面を使用しているため生地が厚く頑丈です。

メンテナンス方法はスウェード大きく変わりはないですが、ヌバック専用のブラシやクリームがありますのでそれを使用するようにしましょう。

 

 

6.エキゾチックレザー(Exotic Leather)

エキゾチックレザーとは、一般的な牛や豚などの家畜の副産物として取れる皮と違い、爬虫類や鳥類、魚類や哺乳類の皮を鞣したレザーのことをいいます。

自然に生きている生物を捕獲し、皮を採取することもあるため、その利用や流通にはワシントン条約などの厳しいルールが定められています。一般革とは違いとれる皮の量も少ないため、希少性が高いレザーであり高級なものが多いです。

エキゾティックレザーはワニ・ヘビなどの爬虫類から、ゾウ・カバ・イノシシなど、種類が多いため、メンテナンス方法は多岐に渡りますが、共通して言えるのは定期的にクリーニング・保湿を施し、高温多湿・直射日光を避けて保管しましょう。

 

7.パテントレザー(エナメル革)

パテントレザーとは、天然皮革にウレタン樹脂等でエナメル加工された革をいいます。

 

エナメル加工を施すことで革の経年変化は楽しむことができませんが、表面がコーティングされているため革を長持ちさせることができます。

しかしエナメル加工特有の弱点もあり、表面のエナメル塗膜が加水分解することによりベタつきが発生したり、エナメル加工により断面が厚くなっているため靴などではひび割れが発生することがあります。

汚れはブラシ等で定期的に除去し、加水分解を抑えるために防水スプレーを塗布するようにしましょう。

靴の場合はシューキーパーで型崩れを予防し、高温多湿を避けて風通しの良い場所で保管するようにしましょう。

 

 


革製品は適切にお手入れすれば他にない天然素材ならではの風合いを楽しみながら長くご使用いただけます。また定期的にお手入れすることにより愛着も増していきますね。

ご自身でのメンテナンスで解決できないお困りごとは是非、革研究所名古屋西店にご相談ください。一般的な革からエナメル革まで幅広く対応しております。

 

革研究所名古屋西店では、革製品のクリーニング・メンテナンス、染め直しやカラーチェンジ、エナメル施工、お財布・鞄・ソファーの修理等承っております。

 

少しでも気になることがあればお気軽にご連絡ください😄

 

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革修理対応製品

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