革修理｜名古屋 ソファー修理・財布修理・かばん修理は革研究所 名古屋西店

みなさんこんにちは！

革研究所名古屋西店です！

 

今回ご紹介するのはロッキングチェアの修理になります！

 

動画でご視聴になる方はこちら

 

ご依頼いただいたロッキングチェアがこちら↓

 

こちらのロッキングチェアですが、

座面と背もたれのクッションのへたりがあり、

 

 

座面と足おき部分の革が劣化し擦れ傷や一部破れまで発生していました。

 

ヘッドレストの革は木枠の角と擦れて破れてしまっています。

 

背もたれ部分はフレームに引っ掛ける部分の革がボロボロになり今にも千切れそうな状態でした。

 

 

肘おきはヌメ革が使用されておりご覧の通り劣化が激しい状態です。

 

 

今回は

・背もたれと座面のクッションの交換

・座面の革の張り替え

・ヘッドレストの補強

・ヘッドレスト・足おきの革の擦れ傷補修

・背もたれのフレームに引っ掛ける革の交換

・肘おきのヌメ革の交換

 

と内容盛り盛りの修理をご依頼いただきました😊

 

早速ですが、修理完了後の状態をご確認ください。

 

 

このような感じに仕上がりました🌈

一つ一つみていきましょう💨

まずは背もたれと座面のクッションの交換です。

背もたれのクッションはファスナーで取り外しが可能でしたので容易に交換することができましたが、座面は分解することが困難な構造で、上からクッション→ウェビングベルト→不織布の順で取り付け、クッション性を回復させることができました✨

 

続いて座面の革の張り替えですが、

上述したように座面が分解できない構造でしたので、上から新しい革を被せています。端が浮かないようにワイヤーを仕込んだりと、様々な工夫がされています。

 

続いてはヘッドレストの補強についてです。

 

裏側に厚みのある革を貼り付けてあり強度をつけました。表面の破れや擦れ傷は補修いたしました。

 

続いて足おきの革の擦れ傷補修です。

 

このようにキレイに補修することができました。

 

 

続いて背もたれのフレームに引っ掛ける革の交換について

丈夫な革を使用し同サイズで作り直しています。

 

最後に肘おきのヌメ革の交換です

新品のヌメ革を使用し再現しています。革の厚みやベルトの長さなど完全に再現ができましたので、機能性に変化はありません😊

 

以上が今回ご依頼いただいたロッキングチェアの修理内容になります。

 

一つの椅子でこれだけの種類の修理を施すことは中々珍しいことですが、ご依頼者様のこの椅子への想いが伝わり、精一杯修理させていただきました。こちらとしても楽しい修理となりました😊

ご依頼いただけてありがとうございました！

 

革研究所名古屋西店では、椅子やソファの様々な修理に対応しています！

 

椅子やソファのことでお困りごとがあればお気軽にお問い合わせください😊

 

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